皆さんは、Windowsの入ったパソコンを購入した際に、有料のセキュリティーソフトが入っていたということがありませんでしたか?
初めの数か月は、無料で使用することができますが、その後は、契約(料金を支払う)して使いづづけますかと聞かれます。
個人的ではありますが、有料のソフトウェアはいらないとおもっています。
Windowsには、『Windows Defender』と呼ばれるWindowsに標準で入っているセキュリティーソフトがあり、基本的には、それだけで十分だと考えるからです。
使い方によっては、必要な方もいますが、大概の人には必要ないものだと思います。
今回は、Windows Defender(以後Defenderと呼びます)だけでいい理由と、どんな人に有料ソフトが必要なのかを紹介したいと思います。
セキュリティーソフトは2つ同時に使えない
『2つセキュリティーソフトがあればダブルフィルターで万全だ』と言って、複数のセキュリティーソフトを、入れる方が中にはいますが、片方しか機能なかったり、パソコンにとってデメリットが多かったりします。
Defenderは、ほかのソフトがあれば、自動的にオフになるというシステムなので、別のソフトを入れても意味がありません。
では、Defender以外の別々の2つセキュリティーソフトを入れればどうなるのかと思います。
そうすると、様々なトラブルが発生してしまいます。
ソフト同士が、互いに足を引っ張りあってパソコンの動作が重くなるやお互いを削除しあおうとしてしまうデメリットが発生してしまいます。
なので、一つのパソコンにつき、一つのソフトがあればいいと思います。
Defenderのウィルス検出率は、有料ソフト並み!
ソフトの性能を示すものに、検出率と呼ばれるものがあります。
Defenderの検出率は、ほかの有料ソフトと比べると、ほとんど変わりません。
表で見てみると、ほかの有料ソフトと大差ありません。
さらに、有料ソフトより、高い性能を示していることがわかります。
このことから、有料ソフトとDefenderは検出率でみれば、違いはないので、ソフトを買ったところで、あまり意味ないと私は、考えます。
ウイルスに出くわしにくい
2000年の初めのころは、電話線を通してインターネットに接続していました。
その頃は、セキュリティも何もないのでウイルスによる攻撃をされやすかったです。
そのため、当時は、セキュリティソフトが必要でした。
しかし、2010年ころから、ルーターが出回るようになり、このルーターによって、ポートブロックでウイルスから守ってくれます。
このことから、何もしていなくても、ウィルスが入っている時代は、もうありません。
さらに、ルーターのフィルターを超えてユーザーが意図的にウイルスをダウンロードしてもパソコンにあるDefenderで保護してもらえる二重フィルターで十分安全であると考えます。
常にパソコンに負担をかけている
ウイルスソフトは、パソコンが起動している間は、バックグラウンド(パソコンの画面に出てきていないけど裏で動いている)で常に起動しています。
ソフトによっては、入れることによりパソコンの動作が重くなります。
もし、パソコンが重くなったときは、ウイルスではなくてセキュリティソフトソフトが原因の可能性があります。
必要ないと思えば、削除してみましょう。
本当にソフトが必要な人とは
では、ほんとに必要な方とは、どういった方なのでしょうか?
有料ソフトは、『defender』と比べるとユーザーを強く止めてくれる場合があるので、以下の方にお勧めします。
- 怪しいサイトでファイルをダウンロードして開く人
- ソフトのインストールするとき、英語の案内の理解もせずにすべてのチェックボックスにチェックしてダウンロードする人
- アダルトサイトをよく閲覧する人
有料ソフトは、こういった怪しいサイトを非表示にしたり、ダウンロードをさせないようにブロックします。
Defenderと比べると、過剰なくらい警告してくれるので、ネットで良し悪しわからない方にとっては、有料のセキュリティソフトは使えるのではないでしょか。
まとめ
もう一度言うと、私は、普段使いの方は、有料セキュリティソフトは必要ないと考えます。
心配性の方は、無料の外部セキュリティソフトを使い慣れていき、慣れたら、Defenderにするといいのではないでしょうか?
私は、有料のソフトから無料の外部ソフトに変えて最終的には、Defender慣れていきました。
セキュリティソフトは、値段が高いです。そこにお金を使うのであれば、パソコン本体のスペック上げに使うのがいいでしょう。
最後まで見ていただきありがとうございました!